サンディエゴ6泊8日の旅

行ってきました。研究にしろ人生にしろ,色々と現実を見た一週間だった。

会場のすぐ近くにあったTin Fish Gaslampってお店には,ずっとお世話になった。これは最初に食べたセビチェで,他にもタコスやらブリトーやら,とにかく魚介のファストフードが充実してた。エビのタコスも美味しかったな。
今回はYelpっていうアメリカ版の食べログみたいなウェブサイトであらかじめレストランのリストを作ってから渡米したので,あちらでの食事には全然困らなかった。食べログっていうか,衣食住に関するすべてのお店やサービスに口コミがついてて,しかもその口コミ数が日本の一般的なウェブサイトより一桁多い。facebookともダイレクトにリンクしてて,あちらの個人情報の集積・蓄積されっぷりは日本の比じゃないってことを実感した。

会場の裏側から,向かいに横たわるCoronado islandを臨む。日が出てる時間帯はシャツだけでも汗ばむくらい。それにしても,こんな天国みたいなところで生活して,アホにならんのかしら。

学会以外で今回の目的の1つ,Karl Straussのレストランにて。Breweryの直営で,樽がいつでも10種類飲めるのだ。んで,10種類飲んでやった。これは6種類のお試しセットで,お試しとはいってもそれぞれが日本の居酒屋で使うくらいのグラスになみなみと注がれてて,それでUSD6.50!いやあ,天国だなあ。
このRed Trolley Aleももちろん美味しかったんだけど,一番ビックリしたのはIPAだった。口に含んだ瞬間は強烈なグレープフルーツの香りで,最後にカラメルっぽいコクの余韻が広がる。IPAって苦手だったのに,あれならいくらでも飲めると思った。
あと,Belgian Brown Aleも美味しかったな。バニラっぽい香りと,ほんの少しスパイシーな舌触り。結局お試しセットの他に(実はこれの存在を知ったのは終盤で,それまでに色々飲んでた)あれこれ5杯グラスで注文して,かなーりでろんでろんになった。
このお店を訪れたのは学会4日目の夜で,それまでにあちこちでStoneとかAleSmithBallast Pointのビールもあれこれ飲んでたんだけど,Karl Straussのビールが断然好みだったな。とりあえずDowntownのRalphsでRed Trolley AleとOctober Festを半ダースずつ買ってきたから,ビール屋さんにおみやげで持って行こう。

最終日はCoronado islandにわたって,太平洋に夕日が沈むところを激写してきた。サンディエゴはいつでもどこでもランナーがいて,ここでも海岸沿いを走ってる人にたくさん出会った。真っ白でふかふかの砂だから,走りづらいと思うんだけどな。ホテルから川沿いをずーっと行って河口に出たところはドッグビーチになってたんだけど,そこの砂はもう少し黒っぽくて粒も粗かった。土曜の早朝に走ってそこまで行ったとき,デジカメを持参してなかったのが今でも悔やまれる…。

島から対岸のDowntownを眺めたところ。そんなに大都市ってわけでもないんだけど,季候は良いし,治安も良いし,ビールもワインも料理だって何でも美味しいし,自家用車があれば交通手段には困らない(市街地の公共交通はほとんどバスのみ)だろうし,良いところだったなあ。