矯正治療25-27回目

前回までのおさらい

高校の同期が自分の治療先で研修を始めたおかげで情報ルートが開拓され,自分がいかにヘタレでビビリなキャラとして名を馳せているかを再確認したid:taoizm。そして都合良く1本だけ残った,抜かれるべき歯。何だか嫌なフラグ臭がしますよ。さて,どうなる?

25回目

このときは,先日抜歯した右下の抜糸(ばついと)だけだったんだけどさ。

从リ ゚д゚ノリ そうだ,せっかくだから○○先生がばついとしてよ
('A`;) え,まぢすか
(^ω^) はい,あーんしてー
从リ ゚д゚ノリ ははは,なにこのプレイ
('A`#) …

こんな感じでした。さらに…。

从リ ゚д゚ノリ そうだ,記念に最後の1本は○○先生が抜こうか
('A`;) え,まぢすか

…ほら,きたよ。
こんなに楽しい矯正がいつかは終わってしまうなんて,今はまだ考えたくない。

26回目

この日は矯正。ついに左右上の3番を引っ張ってたバネが取れた!以前は2番に乗っかっていかにもな八重歯として存在感をアピールしていたこの子たちが,今ではしおらしく5番の隣にピッタリ収まってしまったのだ。うーむ,矯正って凄いなあ。

27回目

そして最後の1本。
同期が抜いた。しんどかった。
一部始終を書いたらキリがないから,一番衝撃的,というか象徴的だった発言だけ抜粋しておこう。

从リ ゚д゚ノリ …こんなこと,普通の患者さんには絶対できない…

あれ?俺って普通の患者じゃなかったの?
術中は不安と痛みでいっぱいだった(麻酔とは切れるものです)けど,途中からいつも自分の実験に貢献してくださっているネズミさんたちのことを思い出して,何だかとても穏やかな気持ちになったよ。こういう体を張った協力が,医療の発展に寄与するのだと。いい加減に顎が疲れて来なきゃ,あのまま悟りが開けたかもしれない。