研究報告終了
これで九月から延々続いていた今年のデスクワーク地獄が一段落した。まあ,年明けになったら修士論文と発表要旨で頭を抱えているのだろうけれど…とりあえず,今月の残りは実験をこなしつつ,普通に暮らそう。
今夜も何処かで適当に飲んで帰ろうと思ったのだけれど,自宅で親父がコロッケをたくさん作っているという一報を得たので,池袋で何本かビールを調達してから帰宅した。食事のときにロシュフォール10とデリリウム・クリスマスとヒューガルデン・ホワイトを空けて,チョコをお供にリーフマンス・グリュークリークをちびちび飲みながら映画を一本観て,今に至る。
映画
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2009/07/08
- メディア: DVD
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うーむ,これは戦闘と筋肉だけで観る価値があるな。そりゃ鐙がないはずなのに妙に安定感のある騎兵とか,てつはうみたいなのを投げてくる魔術師とか,果てはサイとかゾウとか,突っ込みどころは彼らが積み上げたペルシャ兵の死体の山くらいたくさんあるのだけれど,そんなのどうでもいいのだ。血飛沫でザック・スナイダーだって分かる感じ,良いねえ。
個人的にやっぱりこの監督って変態なんだなあと感じたのは,最後の全滅した場面が,ラファエロ『キリストの変容』のトレースになっているところ。意図したのかどうか分からないけれど,あの監督ならやりかねない。故意だとして,何故そこで,この筋書きで。うーむ,変態だなあ。
あと,このクセルクセス役って『ラブ・アクチュアリー』のカールなのだね…たしかにあの作中でも「ミステリアス」とか何とか言われていたけれど,ここまでミステリアスじゃなかったなあ。スキンヘッドで頬にピアスって。
ああ,今年中にあと一本くらい,映画館で何か観たいな…『インフォーマント!』か『パブリック・エネミーズ』かなあ。でも1000円じゃないから,DVD待ちかなあ…うーむ。寝よう。