面接と映画と飽食

12月は毎日日記を書くのが目標です!

面接

来年度以降の生活と研究がかかった大切な面接のために,朝から麹町へ。駅から地上に出たところで,何とも奇遇なことに,サークルの友人が自転車でかっ飛ばしているところに出くわしてしまった。そういえばこの辺を仕事で回っていると言っていたな,と思い出した。あちらは自分に気付いていなかったけれど,お互い頑張りませう。
面接の内容は,至って普通だった。直前まではガチガチに緊張していて,氷のような手を擦り合わせながら副交感神経頑張れ,と念じていたのだけれど,いざ始まってみると案外平気だった。質問も予想外なものは結構飛んできたけれど,どれもいつも通りの知識で答えられるものだったし。質問者が偏らなかったのも,成功と言えば成功かな。ただ,熱を込めるところを少しズラしてしまった感はあるのだけれど。とにかく,終わって一安心だ。あとは結果が伴ってくれれば…。
そのあとは近所のカフェで少し休んでから,半蔵門まで歩いて一元屋きんつばと最中をおみやげに買って,一度帰宅した。そうそう,麹町駅って何となく島式だと思い込んでいたけれど,下り車線ホームの真上を上り車線が走る構造だったのだね!道理でいつも対向車線が視界に入らなかったわけだ。

映画


そのあとは池袋に出かけて,『イングロリアス・バスターズ』を観た。ビールとホットドッグとポップコーンを抱えて,隣席のお姉さんに若干嫌な顔をされながら,二時間楽しんできた。あのお姉さん,最初に頭皮を剥ぐ場面からずっと目を反らしていたけれど,同伴者の男性は特に説明もしないまま連れてきたのだろうか…。
いやあ,これは傑作ですよ。タランティーノの引き出しは,本当に四次元ポケットというか,玉手箱というか…凄かった。バットを振り回すイーライ・ロスにドン引きして,ブラピの「アリー・ヴァダーチ」に爆笑した。ヴァダーチって言ったよ,ヴァダーチって。ハンス大佐を演じたマルチリンガルな役者さんは,そりゃカンヌも獲るでしょっていう感じだった。もちろんゴールデン・グローブも,或いはアカデミーも?!

飽食

大満足してから,大学で少し休憩して,先日発見した湯島の焼き鳥屋さん,鳥恵へ。ここが大当たりで,刺しは綺麗だし,焼きも上手だし,日本酒は温めて活きるものがたくさん置いてあって,完璧だった。最近はビールに色目を使っていたけれど,いや勿論ビールも美味いのだけれど,寒い夜にとろけるような肝刺しを突きながら熱燗って,たまらんですよなあ。
そして今は,ホットワインとチョコの組み合わせに感動しているところ。こりゃ鉄板ですぜ。アニスとシナモンの香りが絶妙だわ。ええんや,今夜は飲みたいだけ飲むんや。